その1 テニスナンバーワンプレーヤーの本



ジョコビッジ




ジョコビッチと言えば、言わずと知れたテニスの世界ナンバーワン
プレーヤー!
ランキングナンバーワンを続け、今行われている「ウインブルドン」でも
勝ち続けていますね。


そのジョコビッチのダイエット本ということで思わず飛びつきました。
あの彼のスリムな体型から、きっと「糖質制限の本」かと・・・。



ところがこれは違いました。
ただ私のようなテニスファンとしては、ナダルやフェデラーが
登場してきて、興味深かったのですが、
正直あの外見からは、テニスが上手なのはもちろん認めますが
ちょっととっつきにくそうですからね。
今まではファンというわけでもなかったのです。


そのダイエットの話に入る前に、彼の母国セルビアのことが
書かれていました。


セルビアは旧ユーゴスラヴイアが分裂して、悲惨な民族戦争が
続きました。
米国やNATOの空爆を受け続けたのですね。
彼は当時11歳。
8歳と4歳の弟とともに空爆の中逃げまどった
経験があるのですね。これは正直驚きました。
それでも空爆を受け続けながら、テニスの練習はやめなかったそうです。


そんな悲惨な幼児体験があるから、彼には何となく暗さが
あるのでしょうか。



それが強さに変わっているのか知れませんが。
彼の人となりに触れ、この本のおかげで彼の「にわかファン」にもなりましたね。




その2 テニスナンバーワンプレーヤーの本


最強のテニスプレーヤー、ジョコビッチが

「実はそうだったのか・・・」


これはテニスファンとして本当に驚きます。


2007年にジョコビッチは若干20歳ながらすでに頭角を現します。
当時世界ランキングの頂点に上り詰めていた「フェデラー」と
「ナダル」の両者を破っているのですね。
その翌年の2008年1月、21歳で全豪オープンで初の
グランドスラム優勝を果たしています。
前途洋々のスター選手の仲間入りのはずだったのですね。


でもその後彼は体の異変に気が付きます。
その後約3年間も謎の体調不良に悩まされていたのです。
これは世界中のテニスファンが知らなかったことではないでしょうか。
それが2010年1月27日まで続きました・・・。


全豪オープン初制覇から2年後。
また準々決勝まで難なく進みます。
対戦相手は世界ランキング10位のツオンガ。
押し気味に試合を進めていたもの、試合中またも体の異変を感じます。
まったく力の入らくなったジョコビッチはツオンガに完敗してしまいます。
最後はダブルフォルトでゲームセット。


このダブルフォルトで彼は変わったと言います。
それから18か月間で彼は激変してしまうのです。


「本当かよ〜。」


そう突っ込みたくなりますね。


そうなのですね。
この本のタイトル通り、「食事によって」生まれ変わったのです・・・。





その3 実はグルテンアレルギー


2010年7月までジョコビッチは試合中に何度も倒れました。
それをよく解説者は
「いつもの喘息の発作」と説明していたらしいのですね。
正直そんなことは知りませんでした。


彼の試合中の発作をテレビで見て、見抜いた医師がいました。
「喘息ではなく、体内の消化システムの不均衡が原因で
それにより腸内に毒素が発生している・・・」


「へ〜」
という感じですが、
簡単に言うと食物アレルギーということらしいのですね。


ですからこれからいうことは一般の方に当てはまらないかも
しれませんね。
まあ一つの意見として聞いてください。


ジョコビッチの食物アレルギーとは、
「グルテンアレルギー」です。


ここで
「グルテンって何だ?」
ということになるのでしょうけど、
グルテンとは

「小麦、大麦、ライ麦などパンに含まれるタンパク質」なのですね。


ジョコビッチは「グルテン不耐症」というアレルギーだったのです。
ですので、ジョコビッチの取った行動は


「パンとパスタに別れを告げたこと・・・」


私の言う「糖質制限」とは根本的に異なりますね。






その4 ウチィンブルドン2連覇!



Photo



ジョコビッジがウィンブルドンで「予想通り」というか
「当然ながら」2連覇しましたね。
なんというタイミングなのでしょうか。


決勝の試合をじっくりビデオで見ましたが、
第一セットと第二セットは接戦となったもの
結局は3−1でフェデラーに圧勝しましたね。


グランドスラムで男子最多17勝を誇るあのフェデラーでさえ
もう33歳ですからね。
28歳のジョコビッジのしばらく「天下」が続くのでしょうか。


錦織選手のコメントが出ていましたけど、
「ジョコビッジは強すぎて・・・・」
なんて「情けないこと」言っていましたね。(失礼)


やはりなぜジョコビッジが強いのか、なぜジョコビッジが強くなったのか
アスリートとして冷静に分析する必要があるのでしょうね。


朝テレビ見ていたら、TBSのアナウンサーと食事しながら
錦織選手がインタヴューを受けていましたが、ジョコビッジなら絶対そんなこと
しないのでしょう。
何故なら、ジョコビッジは「食べることも大事な練習」だから・・・。


ビデオ何度も見て思いましたけど、
ジョコビッジ本当に痩せていますね。
体脂肪率は一体いくつなのでしょうか・・・。
ジョコビッジの本当の強さをあらためでこのウィンブルドンで感じました・・・。






その5 錦織選手もぜひ


ジョコビッジ・シリーズの最後に、この本の最終章に非常に良いことが
書いてありました。


「端的に言って、今の錦織選手が上を目指そうとするなら、
必要なのは技術や体力のトレーニングではありません。
栄養・食事指導です。パンをはじめとした小麦製品を完全に断ち、
食べ物を根本的に変えなければなりません・・・・。」


ちょっと驚きますね。小麦がアスリートにとって悪いのでしょうか。
ジョコビッジは完全に小麦を断っていることは分かります。
もちろん、小麦アレルギーだからかもしれませんが、医学的に
小麦の中に含まれる「グルテン」は脳の反応を遅らせる
作用があるそうなのです。


テニスは時速200キロ超のサーブを打ち合う競技ですからね。
コンマ1秒の遅れは致命的です。


では最後に、世界ナンバーワン・プレーヤーのジョコビッジの
朝食をご紹介しておきます。


・グルテンフリーのオートミール
・一握りの分量のナッツ
・ひまわりの種
・スライスしたバナナ
・ココナッツオイル(小スプーン一杯)
・ライスミルク
これをボール一杯に入れただけ・・・。



これであのウィンブルドンでも戦えているのです・・・。
これこそが世界ナンバーワン・プレーヤーの秘密です。
ぜひ錦織選手も小麦を断って真似してください。







その6 番外編(翻訳者とお会いしました!)


ブログを続けているとありがたいことがあるものですね。
「しつこく」取り上げさせていただいたこの本の翻訳家の
方からメールいただきました。


「一緒にグルテンフリーレストランで食事でも・・・」


ありがたいお話だったので、二つ返事で伺いました。



Dsc_0240

 

場所は新宿にある和食店。
グルテンフリーのサイトには出ていたものの、
「グルテンフリーでオーダーできますか?」
と聞くと店員にはまったく通じません・・・。
日本ではまだまだ「グルテンフリー」というのは
浸透しないのでしょうか・・・。


Taka_2

 

 

ところで翻訳家の方はタカ大丸さん。
英語とスペイン語を同時通訳される新進気鋭のジャーナリスト。
30台とまだまだお若い方です。


テニスはやられないそうなのですが、
「錦織選手の歯並びが悪いから勝てない。」など
ジョコビッジと錦織選手の比較のお話が面白かった。
さすがいろいろ勉強されているようです。
もちろんグルテンフリーについても詳しくて


「錦織選手はグルテンフリーをまじめに取り組めば
もっと上をいく・・・」


それに対して私が
「でも錦織選手は日清食品がスポンサーだから・・・」
とつい反論してしまうと


「だからこそ、日清食品がグルテンフリーのパスタやラーメンを
売り出せばいい・・・」


これは「なるほど!」と思いましたね。


この本をきっかけに日本でグルテンフリーのブームが起きる
かもしれませんね。
ジョコビッチこそが「グルテンフリーの広告塔」ですからね。


是非10万部は売れてほしいですね。
タカ大丸さんのこれからのご活躍に期待します・・・。



(錦織もガンバレ・シリーズ おしまい)

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