その1 ウェブ進化論に対する反論


面白い本をご紹介しましょう。

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どうも最近はショッキングなタイトルを付けて
読者の気を引くような戦略が多いです。
まあそれにつられて私も買った訳ですが、結構参考になる書物でした。
実はその前に梅田望夫氏の名著「ウェブ進化論」を取り上げて
これからのインターネットのお話をしようかと思っていたのですね。
こちらの方が題名通り少し高尚な本で、数年前に出版され、ある企業では
社員全員に読むよう指示が出たなど聞いたことがあります。
この本も感動したのですが、この「ウェブ進化論」に対する
反論のような書き出しです。


「ネットの使い方・発信情報について『頭の良い人』、『普通の人』、
『バカ』に分けて考えたい。梅田氏の話は『頭の良い人』にまつわる話で
あり、私は本書では、『普通の人』、『バカ』にまつわる話をする。・・・」


要するに、「ウェブ進化論」の中いうで、夢にあふれた原理や
技術のもたらす可能性を説いたり、皆に希望を与えるようなお話は
『頭の良い人』向けのお話で、一般の方向けではないということらしいです。
ここで『頭の良い人』とはコンサルタント・研究者・ITジャーナリスト
という方々を指しているそうです。


これは確かに私もそうかなと思います。
「ウェブ進化論」は私も何度か読み返しましたが、どうも難しい。
ところどころは分かるのだけど、要するに
「これからはWeb2.0の時代だ」
「情報革命とは現在の産業革命なのだ・・・。」
と何となく総論のお話だけで夢を見てしまう感じなのですね。
そういう夢をインターネットに感じることは楽しいのですが
でも実際の現場は違う・・・


そういう反論なのですね。
ネットの最前線で生きている人が
「実はネットなんて・・・だよ」という本です。
これは一度読む価値はあります。
「ネット万能論」はおかしいという論拠も少しご紹介しましょう・・・。





その2 ネット戦略のマーケティング本


いきなり、この題名の通り
「ウェブをやっている人はバカか暇人!」
と言われたら確かにハラを立てる人がいるでしょうね。
一応私も自称"ブロガー"の一人ですから、
「毎日更新しているような人は暇人だ!」
と言われているようです。
私自身それほど暇ではないですが、確かにブログを毎日書いたり
毎日チェックするような人はどんな人種だろう?
どんな目的でやっているだろう?
これについては興味あります。


「ネットのヘビーユーザーはやはり暇人です。」
そうかもしれません。
日中ネットサーフィンしている人は時間があるからなのでしょうね。


どうもこの本言い方が悪いような気がしますが
この本は

ネット戦略のマーケティングの本」

だと思って読めばいいのでしょうね。
1つの意見かもしれません。
この著者は、一橋大学を卒業して博報堂に入社した経歴をもつ
プロのPRプランナーなのですね。
長年ネットの世界で生きている方が、どうこのウェブの世界を
みているか非常に興味がありました。
特にマーケティングの考え方からこのブログというのを
どう見ているか知りたかった訳です。


日本のブログで芸能人のブログのアクセスが多いそうです。
私自身あまり興味がないので覗いたことはないのですが
有名タレントが多いそうです。
一日に100万アクセス!あったなどとても信じられないですね。
ファンだからといって片付けられるお話でもないのではないでしょうか。

そういわれてみると確かに時間のある方=暇な方
だと思わざるをえないのですね。


いろいろ申し上げていますが、このサイトにせっかく訪れていただいた方を
暇人だと申し上げているのではないです。
ネットによって売上をあげようとしているビジネスユース向けに
あくまで「マーケティング論」としてみると結構正しいことを
言っているような気がしてきます・・・。





その3 広告業界への反論


この本は広告業界の暴露本といったら言いすぎでしょうか。

でも私自身勉強になったことをご紹介しましょう。
広告業界で昔からよく言われる「AIDMA」という基本的な言葉があります。

A  認知(Attention)
T  興味(Interest)
D   欲求(Dsire)
M  記憶(Memory)
A  購入(Action)

消費行動のプロセスということなのですが、
なんとなくでもお分かりになりますか。


それがネット時代になると
「これからは過去の「AIDMA」は通用しない。「AISAS」になった。」
そう言われだしました。


「AISAS」とは

A  認知(Attention)
T  興味(Interest)
S  検索(Search)
A  購入(Action)
S  共有(Share)


広告代理店やそれこそコンサルタントが好きそうな言葉ですね。
確かにそうかもしれませんね。
ただ当時は、あの「情報革命」を謳って企業を煽ったのです。
「検索」ということが一大キーワードだと・・・。


今から10年ほど前は広告代理店がそうやって大手企業に
広告戦略の大転換を促したのでしょう。
大手企業はこぞってHPを制作し、HP戦略を練ることになります。
「テレビの時代は終わった・・・」
そうも断言されたのです・・・。
ここで筆者の広告代理店時代の暴露話があります。


テレビに向けていた広告宣伝費をネット戦略へ振り向けるよう仕向けます。
つまり、巨額な制作費を吹っかけたというのです。
「ロゴを1センチ動かすと5万円、1.5センチ動かすと7万円かかります・・・」
素人相手に、それがまかり通っていたということなのです。

「HPみたいな最先端のことをやっているのだから仕方がない。
その金も先行投資だ。」
そう納得してどの企業も払ったそうです。


そこで思い出しました。
今から確かに7、8年前のこと、広告代理店を脱サラして、HP制作会社を
作ろうとする起業の相談を多く受けました・・。
守秘義務があるので詳細には言えませんが、確かにビックリするくらい
売上を受注している会社が多かったです・・・。
制作費に数千万円!運営費に毎月数百万円!・・・・。
ただ、今はその会社がどうなったかも守秘義務があるので・・・。

まさにインターネット黎明期・・・。ネットバブル・・・。
そんな時代があったのですね。
著者はその理由を明確に言い切っています。

「みんなネットのことがよく分かっていないから・・・」





その4 ネットはまだテレビを抜いていない


「AISAS」なんて横文字使ってマーケティングのお話を
偉そうに言ってもなかなか分かりにくいことなのでしょうか。
でも「検索」を気にしてSEOビジネスも本当に流行っていますね。


要するに、ここ10年大企業はネット戦略に対してただひたすら、
「大金を投じて」やってきたというのです。
その効果が期待するほどあったか?
それを広告のプロとして検証しているのですね。
これは面白い見方です。


広告のプロとしては、結論として

「ネットはやはりまだテレビを抜いていない」

と言っています。
そうなのかもしれませんね。


しかし、大企業はおカネがあるでしょうから、いくら宣伝費使っても
よいのでしょうけど、税理士として大事なお客さんである中小企業にとっては
ネットとはどういう役割を果たすのでしょう?
それを考えながら読んでいました。
中小企業ではテレビCMなんてやらないし、考えもしないですからね。
もしそれがネットで安価で可能なら・・・・誰でも考えますからね。


中小企業の社長から

「会社のHPは作った方がよいですか?」

という相談よく受けます。
HP作成のお話は昨日申し上げた広告代理店の「暴露話」が
大変参考になります。
たしかに作成費はかつて「ピン・キリ」でした。
数年前、本当に数百万円かけてしまった方がいました。
可哀想なのですが、確かに「言い値」だったのでしょう。
最近では
「自分で作りました・・・」
そういう方も多いですね。
数万円程度で簡単に自分でできるシステムも今や多いです。

「HPで商品を売るにはどうしたらよいですか?」
これもよくある相談です。
現在、あるお客さんとネット販売の会社を立ち上げる準備をしています。
これにはこの本かなり役立ちました。


ネットを使ったプロモーションとはどうやったらよいのか。
どういう商品がネット販売に適しているのか・・・。

本当にネットでモノが売れるのでしょうか?
この不景気に切実な質問です・・・。





その5 企業はネットに期待すぎるな


「HPを作成して、SEO対策して、ヒット件数を上げれば・・・」
そう言ってネットに期待される方も多いです。
検索上位になれば商品が飛ぶように売れると信じている方々です。
でも本当にそうなのでしょうか?


ところで、この「SEO対策」ってご存知ですか。
ここ数日いろいろ申し上げている「検索」対策ですね。
まさに「AISAS」の根幹の作業です。
ヤフーやグーグルで検索すると上位になるようにするのですね。
今そのSEO対策の会社が本当に流行っています。
当事務所のお客さんにはいらっしゃいませんが、
結構現在そのSEO対策で利益をあげている会社も多いようですね。
会社が儲けているということは対策料金が結構高いということもいえますね。
なんか先日ご紹介したネット黎明期のHP制作会社と同じですね。


当事務所にも毎日のようにSEO対策会社からメールが来ます・・・。
ただ、最近では成果報酬型のものが多いですね。
成果が上がらなければ費用はかかりません・・・。
余程強気の経営なのです。
それでも検索上位にしたい会社は依頼しているのでしょう。


その効果については技術的なお話は私には分かりません・・・。
ただSEO対策して、売上をあげている会社も多いことも
また事実です・・・。


この本の中で良いことを言っていました。
「ネット向きの商品とそうでないものがある・・・」

ただこの本の中で、「ネットで受けるにはB級のもの・・」
という言い方をしています。
ネット向きの商品はズバリ「安くてコンビニで買えるもの」
だそうです。

ネットの特殊性である口コミやネット利用者の層から考えたら
確かにそうなのかもしれませんね。

高額な商品や高級品はネット販売には向いていないのかもしれません。

「企業はネットに期待しすぎるな」

というのがこの本の結論のようです・・・。

これは自分なりに納得しました。
詳しくは買ってお読みください・・・。

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