その1 第1回水戸黄門マラソン
水戸で初めて行われる「第一回水戸黄門漫遊マラソン」に
参加してきました。
水戸黄門といえば我々の年代では子供のころからあった
定番のドラマですからね。
結構長いこと見ていた大好きなドラマでした。
水戸黄門と聞いたらこれは参加せざるをえません。
早朝6時10分。
上野駅から特急列車にやる気満々で乗り込みます。
これに乗るには当然ですが、朝の4時半起き。
でも水戸駅は意外に近いのですね。
1時間26分ほどで水戸駅に到着。
駅前にランナーがごった返しています。
でもありがたいのはスタート地点まで駅からはわずか5分。
これは便利ですね。
誘導もキッチリしていてストレスなくスタート地点へ。
冒頭の写真は、地元信金のブースで一枚。
ハロウィンということで久々の仮装。
「五郎丸」が水戸市民にウケルか・・・・。
スタートは9時。
でもトイレの大渋滞の影響からか8時50分頃
ようやくせいが、Cブロックまでは到達できず。
写真でお分かりの通り、ぎっしりのDブロックへ。
まあそんなことはどうでもよく、
ゲストの増田明美さんのいつもの元気な声援をもらい
張り切ってスタート・・・
その2 最初は絶好調!
水戸市内を大応援の中走ります。気持ち良い。
ランナーでぎっしりだから最初は大渋滞かなと思っていたら、
意外に快適に走れます。
水戸市内は思ったより、道幅が広く、
ランナーも皆テンションあがっているからなのでしょうね。
最初の1キロラップは5分25秒。速い!
次の2キロも5分29秒なかなかいいペースです。
ただ少し速すぎるかなと思い3キロ以降は
キロ6分に落とします。
なかなか好調ですね。
市内を抜けると有名な水戸の偕楽園です。
初めて来ました。
またテンションがあがります。
噴水がみえるのが千波湖です。
今日はこの千波湖を心行くまで堪能?することになりました・・・。
写真でお分かりの通り、またランナーでぎっしり。
下り坂はなんだかスキップするかのように楽しい。
5キロ通過。29分33秒。いい感じです。
流れに沿って走ってこんなペース。
茨城県庁を過ぎます。
ここで最初の折り返し。
遠くに見えるのが県庁。
ただこのあたりから景色は単調です。
それほど偕楽園を過ぎたら景勝地はないのですね・・・。
10キロ通過。
1時間49秒。予定通りでいい感じです・・・。
その3 だんだんと単調なコースに
10キロ過ぎあたりからコースは単調になってきました。
正直特にこれといって見る景色はなし。
だらだらと田舎道が続きます。
レース自体を楽しめば良いのですが、ひたすら走るだけだと
少し疲れが出てきました。
ケーズデンキスタジアム水戸です。
こんな田舎の田んぼのまん中に突然巨大なスタジアムが現れました・・・。
大きく左折してさらに田舎道へ。
水戸は市街地から外れると、かなりのどかなところなのですね。
15キロ、1時間33分48秒。
ペースが落ちてきています。1キロ6分が守れない・・・。
常磐自動始動をまたぐ大きな陸橋。
結構キツイです・・・。さらにペースダウン。
ようやく20キロ。
2時間8分52秒。
21キロで折り返し。
巨大なショッピングセンターでようやく中間点。
足は痛くはないのですが、腰が少し痛くなってきました・・・・。
その4 偕楽園で黄門様に
中間点から30キロくらいまでは、またひたすら「のどかな田舎道」を
走ります。
このあたりも特に景色ももう一つ。
腰から背中の痛みに耐えながら走ります。
3週連続のマラソン。
しかも月末で仕事が立て込んでいて、さらに引っ越し準備。
多少身体が悲鳴を上げてきたのでしょうか・・・・。
25キロ地点。2時間43分25秒。
キロ7分くらいまでペースが落ちてきています。
25キロから30キロまでがキツカッタ・・・。
30キロ。3時間23分36秒。
タイムはどんどん落ちていますが、腰が痛くて仕方がない・・・。
ようやく偕楽園が見えてきました。
なんだかウキウキしますね。
写真で風船をつけて走っているのが「5時間のペーサー」です。
抜かれてがっかりしたところでちょうど偕楽園。
待っていました!
お約束の「格さん」
水戸のご老公!隣は助さんでしょうか・・・。
33キロ地点で千波(せんば)湖です。
ようやくテンションあがってきました・・・。
その5 印籠型メダルにニッコリ
千波湖です。これが広かった。
ここから約3キロほどこの湖の周りをぐるぐる回ります。
水戸黄門マラソンのハイライトですね。
偕楽園の名物「梅の花」でも咲いていれば良いのですが、
残念ながら花はなし。
先ほどの5時間のペーサーについていくように
必死に走ります。
35キロ地点です。
タイムは4時間ジャスト!
あと7キロを1時間以内に走らないと5時間は切れませんが
「あと1キロ8分ペースで余裕・・・」
結構気楽に考えて偕楽園をながめながら走ります。
ただ背中と腰は相変わらず痛い・・・。
偕楽園を出て39キロ地点。突然トンネルが現れました。
真っ暗で寒い・・・。
最後のエイド。饅頭がうまかった・・・。
40キロ。4時間38分55秒。
もうどうやっても5時間切りは大丈夫と思っていたら
トンデモナイ「落とし穴」がありました。
残りのキロ表示がなくなったとたん「最後の急坂」
「これを上りきったらゴールか・・・」
と安心していたら、でも沿道のスタッフから
「あと1キロちょっと。ガンバレ!」
「えっつ?まだあるの?」
ようやく坂を上り終わる頃に、また
「あと1キロちょっと。ガンバレ!」
これは参った・・・。本当に上りきった後に
「あと1キロの表示」
時計を見ると4時間51分台。
「マズイ!」
そこから力を振り絞って走りました。
正直ここが一番キツカッタ・・・。
ゴール!!
4時間57分14秒!!
何とか5時間切り・・・。
ゴール後、印籠型のメダルをもらってニッコリ・・・。
(ありがとう!水戸黄門シリーズ おしまい)