その1 3年ぶり6度目
3年ぶりのリアル開催ですね。
最後の大会が2020年2月。
ちょうどダイヤモンド・プリンセス号で
大事件になっていた頃ですね。
「本当に開催されるの?」
と思っていたら本当にコロナ禍で開催された最後の
大会になってしまいました。
あれから3年。バーチャル大会というのもありましたが
申し訳ないですが、正直面白くない。
やはり、リアル大会が一番ですね。
写真も実に嬉しそうですね。
久しぶりの走友会のメンバーに囲まれて自然と
笑顔になりますね。
気温も18度予想。
この時期としては高めの絶好のコンディション。
やはり青梅マラソンは応援もすばらしく楽しいのです・・・。
今回3年ぶりということで、久しぶりにブログを
読み返しておきました。
こういうところが長くブログをやっているといいのですね。
自己ベスト3時間4分。自己ワーストは3時間38分。
これ皆50代の時の記録ですね。
まあ「60代だから仕方ないか・・・」
そいう言い訳は言ってはいけないのですね。
でも
「3時間半は切れますように・・・」
そんな感じでスタート位置に。
Dブロック。要するに最終ブロック・・・。
スタートしてすぐに
青梅名物松村和子さんの「帰ってこいよ」。
「あれ?店がない・・・」
でも音楽だけ聞こえるのですね。
いつもはレコード店から大音量で流れてくるのですが
ない・・・。
あとでネットで調べたら、なんと!
閉店していたのですね。
この3年間のコロナ禍でいろいろあったのでしょうか・・・。
大きなラジカセの大音量を聞きながらちょっと
悲しい気持ちに・・・。
しかしそのあとすぐのこと。3キロ地点あたりでしょうか。
後から元気な女性の声が。
なんと橋尚子さんですね。
いつも青梅マラソンを応援してくれて嬉しく思っていますね。
ただここで残念お知らせ。
雨です。
まったく予想だにしていなかった出来事。
橋尚子さんも慌ててレインウエアを
着ています。
しかし、あっという間に高橋尚子さんは
追い抜いて行ってしまいました。
残念ながらレインウエアは持っていないので
結構激しい雨の中でちょっとテンション下がり気味。
5キロ地点。
5キロラップ、33分13秒。
まあこんなもんですか・・・。
その2 雨が上がって
ここまでで6分半ペースですね。
いつもより遅い。
まあ雨だし・・・3年ぶりだし・・・。
(言い訳しながら・・・)
6キロすぎからだんだん登りになってきます。
でも、かつて知ったる青梅マラソン。
そんなことは、「当たり前田のクラッカー」(古い?)
ただ6分台後半とペースが落ちて
じわじわ足にきています。
さらに雨が時折強く降りちょっとテンションが下がり気味。
二股尾駅から下り。
折り返しのコースの一番きついところ。
でも写真で分かるでしょうか。
このあたりで急に雨がやみました。
スキップしそうな楽しい雰囲気・・・。
8キロ過ぎで早くもトップランナーが来ました。
これは奇跡の写真ですね。
分かりますか?
トップの9番が5位フィニッシュした中村選手。
4番手のゼッケンナンバー3番が優勝した名取選手
2番口町選手がけん制しながら走っていますが
結局4位。
4番の橋本選手は3位。
これ見ただけで分かりますが、
このあとバチバチとした展開で
なかなかすごいレースだったのですね。
このあたり急な上り坂できつくなっているのですが、
9キロ過ぎにまた高橋尚子さんまた発見!
本当に応援がうれしい!
苦しい時こそ太鼓ですね。
これ見て元気が出ますね。
青梅マラソン走った人なら分かりますが
太鼓がすばらしいのです。
「ドン!ドン!」と腹の底から元気が出る感じなのです。
これですね。
リアル大会ならではですね。
3年間待った甲斐がありました・・・。
このあたりで10キロですね。
1時間6分3秒!
6分半ペースがちょっときつくなっています。
アップダウンでさらに脚にじわじわきだしています。
(また言い訳?)
でも、このあたりから走友会の仲間たちとのエール交換。
走友会では「自慢ではないですが?」遅い方なので
トップグループの選手からエールと元気をもらいます。
折り返しのマラソン大会は、これだから楽しい。
13キロから14キロの登りが結構キツイ。
ようやく折り返しです。
折り返しからみたこの景色が
これこそ「青梅マラソン」!
帰ってきた感じがしますね。
すぐ15キロです。
1時間42分22秒。
この5キロで36分かかりました。
頭の中で暗算。
「倍すると・・・」
ちょっと3時間半切りが怪しい。
ダメですね。7分を切れなくなってきましたから・・・。
20キロ!
2時間18分10秒。
このままいくと3時間40分?
自己ワースト!?
ちょっと焦り出しました・・・。
その3 ありがとうQちゃん
21キロ地点。
難所の二股尾の登坂ですね。
足の疲れがピークになり、
どのランナーも苦しめられるところです。
ただ「この坂を上り切ったら・・・」
もう予想はしていました。
今回で6回目ですからね。
いつもは高橋尚子さんが応援しているところですから。
途中で「Qちゃんがさっきまでいたよ・・・」
教えてくれる応援の人もいました。
登りきると確かにいました。本人です。
思わずハイタッチ。
また奇跡の写真です。
ここで22キロ。
でも難所でてこずりかなりのタイムロス。
23キロ、24キロはキロ7分半。
ちょっとヤバくなってきました。
25キロ。
2時間58分41秒。
ダメですね。
20キロ〜25キロで40分。
残りも40分かかったら自己ワーストに・・・。
でもまたここで奇跡が起こりました。
女神の登場。
あっと言う間に追い越していきました。
「これはついていこう!」
こっちも必死でした。
「赤いTシャツのお姉さん!頑張って!」
「ナイキのおにいいさん!頑張って!」
皆に声かけながら走ります。
うれしくなって後ろで追っかけます。
キロ7分は切っているペースです。
26キロ地点。
あと4キロの看板が見えました。
「あと4キロ!頑張るぞ!」
Qちゃんの掛け声が入ります。
しかしキツイ・・・。
28キロ地点までついていきましたが
そこで断念。
ただQちゃん効果で、ほぼ7分くらいで
粘れたかと思います。
しかし残り2キロは辛かった・・・。
河辺駅前の交差点。あとすこし。
ゴールが見えました。
あと30メートルということで
また女神登場。
なんとまたハイタッチ!
参加者は1万人はいたでしょうけど、
Qちゃんとハイタッチを2回したランナーは
私だけでしょう。
ありがとうQちゃん。
結局3時間36分31秒!
Qちゃん効果で自己ワーストは何とか
免れました・・・。
3年ぶりのうれしい応援で
楽しい青梅でした。