その1 35歳の若きリーダー


先日79歳の老経営者の名著を連続アップしましたが
79歳の人生経験に裏打ちされたお言葉は確かに為になったものの
でも正直言って、ちょっとギャップも感じていました。


それで思い切って、今後は真逆の本を。


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35歳でいながら10年間も公開企業サイバーエージェントを
発展させてきた若き経営者のお話。


これもアマゾンで衝動買いした本なのですが、結構面白かったですね。
35歳でこれだけのものが書けるのか、これだけのことを経験したのかと
正直びっくりもしました。


何度か読み返しながらまた本は線だらけになってしまいました。
真面目に考えながら読むと結構読み応えありますが、


その時その場面で経営者にとっての「教則本」として
読み返してもいい本なのかもしれませんね。
とにかく若いのにしっかりした方だと感心してしまいます・・・。
結構筆も立つし・・・。


失礼ながら、有名女優と結婚、離婚し、あのホリエモンと同類かと
思っていたのですが、まったく違うかなりまともな人種の方でした。
内容はかなりのブログネタだったので、少しご紹介していきましょう。


ところで、サイバーエージェントとはインターネットで「ブログメディア」
Ameba(アメブロ)を発展させてきた会社です。


私も新米の「ブロガー」の一人として、どんな経営術、またブログの利用術を
されているのか興味もあったのですね。
ブログ学を習得してまた「オードリーのように偉そうに」ウンチクをたれようかと・・・。


また、最近30前後の若い経営者からの相談も増えてきています。
若い経営者がどんな価値観をもって仕事をしているのか
参考にもしたかったのですね。

ただ自分の20台、30台の時を振り返っても、これだけのことを思って
仕事したとは絶対いえず、ちょっとお恥ずかしい次第です。
そういえば私が35歳のころは、会計事務所でこき使われながら
まだまだ必死に税金の勉強をしていた頃でした・・・。

これまたジェネレーション・ギャップを感じつつ、自分の人生を反省するには
まったくもって良い本です・・・。





その2 ブログの効用


ブログ屋さんの社長がブログをどう考えているのか
本当に興味がありました。
今までブログを世間に認知させることによって
ビジネスを拡大してきた会社ですからね。
当然、そこに肯定的な意見やポリシーがあるはずですね。


ただ、サイバーエージェントというこの会社を「ブログ屋さん」
なんて言ったら怒られるくらい今は拡大しています。


でもその総司令官の社長もやはり当然ブログをやっているのですね。
実はブログを1年前に始めるにあたって、真先に見たブログでした。
ただその時はあまり興味が沸かなくて数回見てそれっきりでした・・・。


ブログの効用として、「リクルートに効果」があると言っています。
確かに多くの上場企業の社長さんがブログをやっていますね。


個人的にマネックスの松本大さんのブログを覗くこともあります。
情報を得るというだけでなく、確かにその社長さんをより身近に
感じることができます。
仮に転職したりする時に、候補の会社になるのでしょうか。
会社パンフレットの社長さんの型どおりの挨拶文を読むより
よほどマシですからね。


藤田社長も

「等身大の自分を知ってもらえ、素の自分を出せる場所」

としてブログを活用しているそうです。
今までもリクリートにきっと効果があったのでしょう。


それと彼はブログを「ストレス発散の場」ともしているそうです。

これはなかなか明言ですね。
ブログをそんな風に考えているとは・・・。
私も1年やってみて、実はそう感じる時もあります。
どうしてか分かりますか。


ブログに感じたことをありのままに書きつらねるのです。
口で自分の真意を正確に伝えることは意外に難しいものです。
思ったことをストレートにさえ言えない場面さえあります。

自分の文章で自分の言いたいことをキッチリ書くことで、
結構すっきりとした気持ちになるのですね。

読み手側にとっては「ストレス発散の相手」となるのは
かなわないと思われるでしょうけど、
これはブログをやったことがある人しか
多分、分からないお話なのでしょう。


ただ、小学校のときの毎日の作文の宿題が
イヤでイヤでたまらなかった方には、
まったく想像もつかないことなのでしょうね・・・。





その3 メールの使い方


この若い経営者がメールをどのように使いこなしているのかも
知りたかったのですね。


藤田社長は

「メールを書く能力は会話力と同じくらい重要」

といっています。
確かにそうですね。


メールで相手に正確に伝える能力が問われているのですね。
メールでの伝達能力を高めるには昨日ご紹介したブログも効果が
あるとしています。


確かに毎日書いていると文章力がアップするのかなとも思います。
もうパソコン見ただけで頭に文章が並んできます!?

藤田社長は一日500通ものメールを処理しているそうです。

ものすごい仕事量ですね。
私はそんなにも処理していませんが、仕事のウェイトとしては
かなり需要になってきています。


自分の仕事を顧みてももうメールなしでは仕事が
できなくなってきていますね。

一日に100人の方に会ったり電話さえもできないでしょうが
100件のメールくらいならやれる自信ありますね。


メールが市民権を得てもう何年も経ちます。
やはりメールを使いこなさないと本当に仕事にならなくなってきて
いるのでしょう。


今日の午後のアポの変更をメールで朝に伝えてくる経営者も
出てきました。
まあこれは仕方がないご時勢なのでしょうね。


仕事術としては、「メールを自分宛にも送る」そうです。

これは確か勝間女史もそういっていたと思います。
仕事をメールソフトで一元管理しているそうです。
現代の若手経営者はこんな風にやはり使いこないしているのです。


一方で、これは内緒のお話なのですが、
旧態依然とした某税理士会では、いまだに、

「忘年会や新年会の申込みが封書で、しかも返事は同封のはがきで・・・」

なんてまったく持って時代遅れですね(くれぐれも内密に・・・)





その4 ケータイの使い方


メールだけで感心していたら、今度はケータイのお話です。

なかなかの社長さんですね。

「20代後半から30代半ばの人で、ケータイを使いこなしていなかったら

危機感持った方がいいでしょう。」

これにはグサッと来ました。


パソコンが普及した当時と状況は同じだといっています。
でも、この会社のブログのサービス「アメブロ」のユーザーが4割が
ケータイからということなら多少は納得します。


35歳が若いといってはいられないみたいですね。
もう藤田社長のような35歳の「オジサン」のターゲットは
もはや高校生や大学生だそうです。


ケータイのアクセスは10代が決め手となるそうです。
私のような40代の「オジイサン」はもはや相手にもされないのでしょうね。


ケータイビジネスはこういった企業にとってはドル箱だと考えているのですね。

当然このモバイル市場にどう取り組むのか。
「若き」経営者は必死なのですね。


まず自分で10代の子がサービスをどのように取り組んでいるのか
試しているそうです。

これはモバイル市場で生きるビジネスマンとしては当たり前なのかも
しれませんが、笑えたのは35歳の「オジサン」経営者でも

ケータイの絵文字に日常でも無理して使えるうようにしている
と書いていたくだりでした。


私のひと回りも下の経営者が絵文字に悩んでいるとは・・・。
もちろんケーターメールくらい私も使えますが
そういう私も絵文字を使ったことはありません。
やはり照れてしまうからなのですね。


私も男性の友人からケータイで絵文字なんか送られると
「殴り倒してやりたくなる」くらいの硬派ですからね・・・。

でもそんな頭の固いこといっていたら取り残されてしまいますね。
明日から、絵文字一杯でカラフルなブログに変えましょうか・・・。


ところで私もケータイくらいは使いこなしたいとも本当に
思っています。

私のケータイは昨年ドコもが新機種を出した時に、
新宿のカメラ屋に行って真先に買ったものです。

何だかよく分からなかったけど
「宣伝しているテレビも見れて一番新しいやつを・・・」
でもワンセグもカメラもその他の機能もあまり使ったことも
ありません・・・。


しかし40代で老け込むにはまだまだ早すぎますね。

本当に使いこなして、いつか

「ケータイでできる会計」

なんていうソフトでも開発したいですね。

 



その5 2駅ルール

社内の士気をあげるために、誰にでも分かりやすいメーミングをつける。

これは本当に伸びる企業がやっていることなのですね。
そういえば、先日までアップしていた鈴木社長も見事でした。
「トップダウンはコストダウン」など、やはり通じるものがあります。
藤田社長もこの「仕事学」を習っています。


しかし藤田社長の方が若い人を引っ張っていくような
ネーミングです。これも実に見事です。


まず、社内の新規事業を発展させるために

J1からJ5

にランク分けしているそうです。
最初はJ5から初めステップアップしていく。
実に分かりやすいですね。

「J1昇格を目指す!」
こんなキャッチで、若い社員の心を掴んでいるのでしょう。


それと関心したのは

2駅ルール

何だか分かりますか。


これは中小企業でもすぐ真似できるルールですね。
「近距離通勤者に対する家賃補助」
の制度です。

職場から二駅以内であれば月額3万円も補助されるそうです。

サイバーエージェントは確か渋谷にあるから、
渋谷から二駅というと恵比寿や原宿。

東横線なら代官山や中目黒ですね。

若者に人気のある街ばかりですね。若い人なら絶対に住みたいのでは
ないでしょうか。
これはリクルートにも効果があるはずですね。


商売柄、社内の通勤費の金額はやたら目に付きますが
結構月額2万円くらいかかっている方はざらです。

いっそ通勤費を補助にあてて、近くに住んでもらえば、
通勤時間もかからずに仕事に没頭できます。
身体的にも楽だし、近くに住むことで社内の友人が
自然と増えるそうです。


この会社は割りと社内結婚が多いそうなのですが、
それをあえて意図している制度かもしれませんね。

若い社員同士が毎晩のように代官山あたりのレストランで
食事していれば、かなりの確立で仲良くなるはずですよね。

こういった制度が社内の結束力を固める副次的な効果を
上げているのではないでしょうか。


いろいろ知恵を絞って、しゃれたネーミングで社内の
士気を高め、強力な組織にしているのですね。

この仕事学も本当に脱帽です・・・。




その6 新規事業の成功確率


役立つ「藤田ネタ」をもう少し続けましょう。

この本1470円なのですが、たった1470円で藤田社長のこの10年間の
苦労の経験がそしてそれから得たノウハウが分かるのです。
安いものだと思いませんか。
こういう本に出会うと本当に得した気持ちになります・・・。


自分の仕事にも役立つ「仕事学」を、盗んでしまいましょう。
今まで税理士として多くのベンチャー企業経営者に接してきました。
この新規事業をどう立ち上げるか。どう事業化、収益化できるか。
まさに興味のあるテーマです。


先日ご紹介した「J1からJ5」に引き上げていく社内の制度
ありましたね。

社内のモチベーションをたくみに上げる仕組みだと思いますが
同時に「撤退のルール」も決められているそうです。


例えば「J5」から「J4」に上がるルールは

「9ヶ月で月額の荒利500万円を達成すること」

だそうです。できなければ即撤退です。
変化の激しいネット・ビジネスならではの法則なのでしょう。

中小企業の現場を見ていますが、9ヶ月で見極めるというのも
難しいものなのでしょうね。ただ大手企業がこういうスタンスで
新規事業に取り組んでいるということも勉強になりますね。

ただ
「9ヶ月でダメだったら廃業してください。」
とも言えないでしょうけど・・・。


もう1つ勉強になったことを。


「新規事業に挑む時の判断基準として、成功の確立が3割あれば十分

これは今までの経験から裏打ちされた言葉なのでしょう。

「そもそも新規事業の多くは失敗します。成功する確率はかなり低いので
ものすごくシビアな目で見なければなりません。」

なるほどと思います。

「がんばりましょう。」という無責任なアドバイスはできないということです。

多くの人は、新規事業の相談を受けると、

「少しでも励ますことをいって自分のイメージをよくしたい。」

という心理が、特に社外の人に働くそうです。

「他人は無責任な発言をする」とも言っています。


ベンチャー企業のアドバイザーとして、これは肝に銘じておくところだと
痛感しました・・・。





その7 研鑽力


藤田社長は本当に不思議な方ですね。

大学卒業して、たった1年で独立起業された方です。
大手企業なら数年間の研修プログラムを受け、社会人として

ビジネスマンとして研鑽を積んでいくわけですね。
そのあたり、まったく経験もないのに、当然教えてくれる上司が
いるはずもなかったのに、どうやってビジネスを学んだのか
この上場企業を育て上げたのか、どうしても知りたかった訳です。


よほど腕の良いコンサルタントを雇ったり、優秀な顧問税理士が
ついていたりしたわけでもなさそうです。(これは想像です)


ビジネスに対する嗅覚とは持って生まれたものなのでしょうか。
ご自分でも解説していますが、学生時代からビジネスを
やっていたそうです。

並みの新入社員とは違ったというのも間違いなさそうです。


20台で築きあげる人脈や、ビジネス経験はそう多くも
ないように思います。

かつて自分でも31歳まで一応サラリーマンをやった経験のある
私でもそう感じます。


ここで私が感じたのは藤田社長の「研鑽力」なのですね。

これこそが彼の持つ「仕事力」の根幹なのではないでしょうか。

藤田社長は毎朝30分かけて日経4紙と朝日新聞、日刊スポーツを
読んでいるそうです。
「30分でこんなに読めるか!」
と突っ込みたがる、新聞どころか朝食も取らずにあくびをしながら
会社に駆け込んでいるようなサラリーマンは
絶対に想像もできないことなのでしょうね。


「新聞は興味のないところから読もう」

とも言っています。
若いのになかなか良いことをいう方です。

私自身は日本経済新聞と朝日新聞の2紙だけを読んでいます。
30分もかけませんが、15分くらいでしょうか。

真面目に読んで、日経と朝日の社説の主張の違いくらい感じなければ
ダメだと思って必死に読んでいます。一応「吉田信康の仕事学・・・」


あと最後に

「通勤時間と移動時間はビジネス書を読もう」

とも言っています。

やはり人と同じことをしていては勝てないのですね。
若くして上場公開で巨万の富を得ても、決してぶれなかったのですね。


ITバブルで浮かれすぎた社長さんも多かったですからね。
社長だけでなく社員にも

「ライブドア事件を忘れるな!」

と行動指針として徹底しているそうです。

彼はきっと24時間仕事漬けだったのではないでしょうか。


・・・どうしてあんなにきれいな奥さんと別れたのか

私なりに結論付けた次第です・・・。


(以上 藤田晋の仕事学 おしまい)

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