久しぶりに青梅マラソンを走ってきました。
最初に青梅マラソンを走ったのは4年前の2012年。
あの時は翌週に東京マラソンを控えていながら、
強行出場したのでした。こちら
アップダウンの厳しいタフなレースでしたが、
結構楽しかった思い出で一杯。
でもその後は雪で中止もあったり走らなかったのですね。
今回は走友会のメンバーに誘われてエントリー。
仲間と一緒に走るのは楽しいのですね。
しかもこういう折り返しのコースは途中でパワーをもらいます。
写真は走友会のメンバーに冷やかされながら取ってもらいました。
相変わらずのマンモス大会。
今回は50回の記念大会なのですね。
スターターはご存知瀬古監督。
しかも高橋尚子さんという豪華メンバー。
しかも、あの川内優輝選手も走るのですね。否が応でも盛り上がります。
4年前は初めてのコースで緊張していましたが、
今回は余裕です。
自分の走力を考えて、前回の3時間12分を上回り
できれば3時間切りをする計画を立てました。
前半の上り15キロはキロ6分で粘り、後半で5分40秒くらいに上げ
3時間を切るという遠大な?計画・・・。
いつものように、青梅商店街のレコード屋前で応援歌。
松村和子のデビュー曲(かなり古い!)
「帰ってこいよ〜♪ 帰ってこいよ〜♪
帰って〜〜♪♪ こいよ〜〜♪♪」
この昭和レトロな街並みが何だか好きですね・・・
その2 予定通り快調に飛ばす
市街地を抜けると徐々に上りが始まります。
でも写真のように大混雑。
5キロ通過。30分19秒。
予定通り1キロ6分ペース。
正直これ以上速くは走れません。
沿道の応援も多く楽しみながら走ります。
8キロ通過。
写真でお分かりの通り、まだまだ大混雑。
このあたりから急坂ですが往路は下り。
復路の上りは考えず、景色を楽しみ思わずスキップでもしそう。
軍畑大橋が見えます。
軍畑(いくさばた)なんて絶対読めない駅名ですね。
このあたりで、余裕でトイレ休憩。
実はスタート前に大混雑でトイレ行きそこなっていたのですね。
するとパトカーの先導車が来ます。
「トップランナーが通過します。」
これは焦りました。慌てててコースに戻ると
絶対川内選手だと思っていたら、違います。
日本人と黒人ランナーがあっという間に走り去っていきました。
そのあと大歓声が上がりました。
もちろん川内選手。
思わずパチリ。
ちょっと苦しそうでした。
でもあの川内選手のマジな走りを見てこっちも
チカラをもらいました。
何故か周囲のランナーもそこから急に速くなったのですね・・・。
その3 川内選手からパワー注入
川内選手にパワーをもらったおかげで上り坂を快調に飛ばします。
10キロ通過。1時間1分6秒。予定通りです。
このあたり本当にスキップでもしそう。
折り返してくるトップランナーからもパワー注入。
走友会のメンバーからもすれ違う時にエールももらい、
仲間と走る楽しさを心から味わいます。
写真を撮り忘れましたが、応援の太鼓が心に響きます。
青梅マラソンの魅力は確かに応援です。
坂を登りきったようなランナーが本当に苦しいところで
一心不乱に太鼓の音。さすが50年の歴史を感じます。
14キロ地点。ここは思えば一番苦しいところでした。
あともう少しで折り返しというところなのですが、
ダラダラとした上り坂。
奥多摩大橋が見えてきました。
これが見えるということは折り返しなのですね。
ついに折り返し。
これで苦しい上りが取りあえず終わりかと思うとうれしい。
途中でこういう達成感があるのも青梅マラソンの醍醐味。
15キロ地点。ちょうど中間点です。
1時間33分13秒。
3時間切りはは難しそうですが、まずまずのペース。
でもこれからの5キロくらいはずっと下り。
本当に楽しい。
20キロ通過。2時間4分13秒。
15キロから20キロはまたキロ6分ペースに戻りましたね。
ここであの軍畑駅。
写真では分かりにくいでしょうけど、急な上り坂。
それが数百メートル続きます。
青梅マラソン最大の難所・・・。
その4 ありがとう!Qちゃん!!
坂を必死で上ります。
あきらめて歩き出す人も増えてきました。
確かに一番きついところです。腕を振ってひたすら上ります。
ようやく上りきるとご褒美のサプライズが待っていました。
なんと!高橋尚子さんです。
笑顔でハイタッチ!疲れが吹っ飛びます。
このサービス精神に感動です。やはり一番苦しいところが分かっているのですね。
そのあとはほとんど下り。
これまたスキップ走り。本当にQちゃんに元気をもらいました。
25キロ地点。2時間37分49秒。
3時間切りは諦めましたが、
残り5キロに気合を入れます。
また青梅市街地に戻るとあと3キロ。
でも少しへばってきました・・・。
残り2キロでまたサプライズです。
後方から女性の大きな掛け声が聞こえました。
声の主はすぐ分かりました。
また高橋尚子さんなのですね。
実は一昨年のホノルルマラソンで聞き覚えのある大声でしたから。こちら
このサービス精神にまた脱帽です。
ランナーを励ましながら一緒に走ってくれています。
「あと少し頑張るぞ!」
周りの大群衆に飲み込まれ、抜かれないようにこちらも必死。
1キロ6分を切るくらいのハイペースでしたから。
「あと1キロ!」
Qちゃんの檄が飛びます。
「ゴールは皆で手をつないで!」
その声に大群衆が応えます。
「ゴール!」
皆笑顔のゴール!
3時間8分16秒! 30キロの自己ベスト更新です!!
そのあと走友会の仲間達と飲んだビールは最高でした。
ありがとう青梅マラソン! ありがとうQちゃん!!
(感動の青梅シリーズ おしまい)