確定申告で忙しくて参加できるかどうか分からなかったのですが
せっかくの高倍率の抽選に当たったので、
一応エントリーはしておいてありました。
参加費かなりが高くてだいぶ迷いましたが・・・・。
ようやく仕事のめどが立ったので思い切って参加。
しかし練習不足はいなめません。
まあ、自己ベストは諦め、とにかく完走を目指しました。
写真でお分かりの通り、いつもの「五郎丸ルック」なのですが、
上に一枚羽織っていますね。
実は結構寒かったのです。
スタート前の気温は6度でしたが、風が吹くと結構寒い。
30分以上前に整列させられたのでこれには参りました。
仕方がないので、時間つぶしにトイレの行列に並びました。
20分以上並びましたが結果的にこれは正解のようでした。
スターとブロックは、何と「Cブロック」
マンモス大会では初めての「エリート枠」!?
後ろのブロックに5時間のペーサーが見えました。
これで今日の目標ができました。
「絶対彼らに追いつかれないようにしよう!」
8時半と早いスタート。
右側がスターターの林横浜市長。
中央は大会アンバサダーの剛力彩芽さん。
さあ! 初の「横浜マラソン」
元気にスタート!!
その2 思い出の横浜・・・
1キロ地点。ラップは6分15秒。
大混雑でスピードはまったく出せません。
そんなことより、やっと走られることの喜びの方が大きい。
実は30分以上寒い中待たされたので身体は冷え切っていました。
その証拠に1.1キロ地点のトイレに早くも皆駈け込んでいました。
しかし、ここで衝撃のランナーに抜かされました。
なんと4時間30分のペーサーです。
「もう抜かされたのか!」
結構ショックでしたが、追いかけることはしませんでした。
4時間半切の自己ベストは最初から狙っていません。
練習不足なので、今日はマイペースで
しかも楽しんで行こうと。
それとペーサーと一緒に走るのは結構きついからなのですね。
有名な赤レンガ倉庫です。しかも大群衆の応援が熱いです。
横浜官庁街。
かつて30年近く前のことですが、私は野村證券の横浜の支店に
勤務していました。
本当に懐かしい街並みです。
黒い鞄を持って走り回る私がそこにいるような気がしました。
必死で働いていましたが、営業成績が思うように伸びず
苦しかったことも思いだしました・・・。こちら
横浜スタジアムです。
あの頃とずいぶん変わってしまった風景があちこちにありました。
ふと担当していた社長の顔を思いだしました。
このあたりのビルにかつて会社はありました。
「あの社長は今頃どうしているのかな・・・」
ノスタルジアに駆られながら、
横浜の中心街を駆け抜けていきました・・・。
その3 楽しいエイド
中華街が見えました。
そして山下公園。
そのまま外人墓地や港が見える丘公園までいけば
有名なデートコースで面白いのですが、
大きく右折し産業道路にはいります。
応援がぐっと少なくなって、ちょっと寂しい。
ベイブリッジが見え
5キロ通過。31分14秒。
これまで平均ペース6分20秒くらい。
身体もあったまってきて、ようやくアップが終了した感じです。
ようやくバラけてきて走りやすくなります。
8キロ地点です。
49分49秒。
平均ラップが6分と少し。
走りやすくなってきたせいか、だんだんペースが上がってきました。
ただ残念ながら、楽しむような景色はありません。
ようやく、エイドです。
横浜マラソンでは、「ラッキ−給食」というのがあって、
崎陽軒のシュウマイなど地元名産のものが食べられるとは
聞いていたのですが、実はこの日一度もそれにはありつけませんでした。
でもエイドの応援がものすごかった。
キッズダンスやゴスペルなど、各エイドごとに
「給水パフォーマンス」が実に楽しい。
これ何だか分かるでしょうか。
バーテンダーがエイドにいて青いカクテルを振舞っています。
もちろん、「ノンアルコール」のアクエリアスですが、
なかなか粋な演出です。
美人バーテンダーにカメラを向けると
親切に笑顔でカクテルを振ってポーズをとってくれます。
横浜マラソンの楽しみ方が分かってきました・・・。
その4 南部中央卸売市場で元気に
10キロ。ラップは1時間2分55秒。
ゆっくり目ですが、このあたりから本当に楽しんで走っています。
またエイドです。
なんだかテンションあがりますね。
高速道路の下を走っているので風景はもう一つ。
でもエイドの度に楽しい。
南部中央卸売市場です。
ここは予定通りトイレ休憩。タイムロス3分。
ここの大きなエイドは楽しかった。
イチゴのサービス。
折り返し点で
「五郎丸頑張って!」
という熱い声援をいただいたので写真をお願いしてポーズ。
撮ってくれた方をお礼に撮ってあげたら皆大喜び。
皆笑顔ですね。何だかうれしい。
一緒になって楽しみます。
20キロ通過。ラップは2時間12分17秒。
少しタイムが落ちてきましたが、南部中央卸売市場で元気をもらいました・・・・。
その5 首都高ラン
中間点到着。2時間17分42秒。
館山では2時間5分でしたからね・・・。タイムはもう一つ。
さあ!いよいよ横浜マラソンの名物コース「首都高」突入です。
分かりますか。電光表示にこう書いてあります。
「ようこそ首都高へ。本日に限り速度制限なし。」
なかなか粋ですね。
坂を一気に駆け上るとそこは高速。
なかなか見晴らしは良かったのですが、浜風が強く結構寒い。
やはりウィンドブレーカーは必需品ですね。
それと首都高実際に走ってみると、特にカーブは非常に走りにくい。
かなり斜めになっているからなのです。
また排水溝の溝がところどころにあります。
高速道路ですから、一般の方の応援は当然ありません。
でも、エイドの応援が素晴らしかった。
見ているだけで寒くなりますが、
ハマっ子の元気な踊りでパワーをもらいます。
熱い応援。
マンションから大声で叫んでくれている少年がいました。
これは感動しました!
その6 ビクトリーロード
30キロ地点。
3時間23分33秒。かなりのペースダウン。
やはりこの首都高はなかなかアップダウンがあってキツイ。
学ラン姿の日体大の応援。
また元気もらいます。
ベイブリッジが見えてくると、そろそろこの高速コースも終了。
高速を降りると大きく迂回して波止場の方へ。
折り返してくるランナーが大勢見えます。
実はこの折り返しのコースが一番キツカッタ。
なかなか折り返しにならないからですね。
このあたりは事前に知っておくべきところでした。
ようやく折り返し。
まもなく35キロ。ちょうど4時間です。
あと7キロ。少し焦りました。キロ7分以下で走らないと5時間切れません。
38キロあたりのエイドの応援。
これこそ横浜マラソン。
一番苦しいところでこういう応援。
39キロ。ランドタワーが見えてきました。
実は37キロから42キロまで6分ペース。
最後の大通りの大群衆は感激しました。
まるでビクトリーロード。
感動しながらゴール!!
4時間49分42秒!!
ありがとう!横浜マラソン!!