その1 Youtuberになる秘策



YouTube 



動画制作本のご紹介。

ついにYoutubeにまで進出ですね。

Youtubeを熱く語る税理士は日本で

たぶん私だけでしょう。

何故なら、メゾンKAKINOKIを建設した関係で

Youtubeを初めて開設してみたからなのですね。

 こちら

 

税理士でYoutubeのチャンネルを持っている人は

まだまだ少ないと思いますが、このコロナ禍で

Youtubeを見たことのある人は爆発的に増えたと

思っています。

 

私も下手な料理を性懲りもなく続けていますが、

料理なんてYoutubeで習う方がいいのですね。

手順がよく分かるのです。

レシピなどはストップしてメモすればいいし、

繰り返し見ればより理解するのです。

ここ数年で一気に動画に対して日本国民全体が

慣れてきたはずです。

 

私もブロガーとして15年あまり。

でも最近のYoutubeには圧倒的に負けてしまうのです。

ブログのアクセス数が減ってきているのです。

その理由はこの本をよく読むと理解できますね。

 

著者は小山竜央氏。

Youtubeのコンサルタントという肩書でしょうか。

 

この著書のサブタイトル

「6か月でチャンネンル登録者数を10万人する方法」

 

このノウハウを惜しげもなく公開しています。

 

いまやSNSばやりですね。

Facebook Twitter LINE  Instagram

いろいろありますね。

 

でも確かにYoutubeはたいへんなのです。

因みに私もYoutubeのアカウント作ってから

「調子にのって」いくつか作ってみました。

 

結構作るだけで手間がかかります。

しかも慣れない動画作成ソフトに苦戦したり。

でも個人的に「新しいことをやること」は大好きなのですね。

 

冒頭かなりショッキングな言葉が出ております。

 

「『動画』は新しい文化の中心。

やらないのは英語を使えないのと同じ」

 

「動画は新しい文化」

これにショックを受けませんか?

 

昔、「不倫は文化だ!」という失言をして

大炎上、家族と仕事を失った芸能人がいましたが、

「動画は文化」

なのですね・・・。

 

「新しい文化を知り、その文化における受け入れ方を

理解した上で、正しいアプローチをしていく」

ことが重要なようです。

 

まずネットの世界。

「文字文化」、「動画文化、「音声文化」

の三つのメディアがあるのです。

 

ブロガーとして、実感しておりますが

以前は「文字文化」が圧倒的に優位でしたね。

でもブロガーとして「文字文化」に安住していたら、

いつの間にか「動画文化」、「音声文化」に

やられてしまったのです。

その理由が本書でよく分かりました。

勉強する意味でご紹介しましょう・・・。




その2 動画は新しい文化


誤解のないように書いておきますが、

「文字文化」、「動画文化、「音声文化」

のネットで三つのメディアがあるとして、

「文字文化はもう古い。これからは動画や音声の時代だ!」

と言っているのではないのですね。

 

「ここで学んだノウハウやスキルが

他の文化でも応用しやすい」

 

ということなのです。

 

「実際、動画マーケティングをしっかり学んで

実践できる人は、文字メディア、たとえばブログでも

成功するし、ランディングページでのコピーも

上手いし、Twitterでもフォロワーを集めやすい・・・」

 

この意味この本を読んでいると分かります。

 

「だから私のブログはダメなのか・・・」

 

反省することしきりです。

「世の中のYouTube制作会社の人はこういうこと考えて

YouTubeを作っているのだと理解することも大事なのでしょう。

 

 

いろいろ大事なことをこの本から学びます。

最も驚いいたことを、最初に申し上げましょう。

 

第一章「従来のマーケティングとYouTubeの違いを知ろう」

 

これ読んで「頭殴られた」気がしました。

 

ここで「マーケティング」という言葉が出てきましたね。

要するに「販売手法」ですね。

わたしの年代で大学生のときに初めて

「マーケティング」というものを習いました。

当時早稲田大学商学部で「マーケティング」とは

新しい学問だったと思います。

 

でもこの多くの企業で「マーケティング」という

考え方が取り入れられ、古典的な販売手法と

なっていたはずです。

たぶん今でも引き続き行われている、

いわゆる「リストマーケティング」

というものですね。

20230621-143425

簡単に説明するために、ネットで得た図を拝借します。

1.集客

2.教育

3.販売

と三つのカテゴリーがあるのです。

潜在顧客リストまず集めることが先決ですね。

それに対して

FAX、メール、郵送、テレアポ・・・。

まあ普通の企業ならどこでもやっていることですね。

 

そこで集められた潜在的な顧客を

セミナーや展示会に呼んだり、定期的に資料を送ったり

メルマガなど・・・。

 

そうやって徐々に販売に結び付ていく・・・。

書きながら思いだしましたけど、

40年前の某野村證券も同じでした。

 

潜在的な顧客リスト

(当時は『高額所得者名簿』というのが存在していました)

をひたすら電話しまくってアポ取りです。

このテレアポを繰り返して販売に結び付けていく・・・。

 

40年前も同じなのですから、今の管理職の方々は

皆これこそが「営業」と信じ切っているはずなのです。

 

しかし、驚くべきことに

YouTubeにおいてはこの流れは通用しないのです・・・。




その3 営業手法が変わった


20230622-081053

 

「今までの営業手法は古いのか!」

 

これについて驚く管理職の方も多いと思いますね。

 

数年前に

  

「ヒラメ筋を鍛えるのが営業だ!」

  

そういうCMありましたね。

「足で稼ぐのが営業だ!」

という古い営業課長に対して

「それ、古いです」のナレーション。

 

クラウド型のWeb会議システム「ベルフェイス」の

広告でした。

 

40年前の野村證券の営業現場は

ヒラメ筋どころか「全身鍛える」のが営業でした・・・。

 

 

昔話は置いといて、この本書から図をお借りします。

 

「リストマーケティング」は

 

20230622-082509

 

 

リスト集め

 ↓

教育

 ↓

販売

 

このサイクルをひたすら繰り返すのですね。

足で稼ぐことでヒラメ筋が鍛えられるのです・・・。

 

20230622-082525

 

 

でもYouTubeは違うというのです。

 

動画視聴

 ↓

ファン化

 ↓

商品購入

 

こうなるのだそうです。

 

「本当かよ〜」

 

そう思う方もいるのでしょうね。

特に私の世代以上の管理職の方は・・・。

 

では具体的に例をあげましょう。

YouTube で今一番有名な方。鳥羽シェフですね。

 

20230622-082649

  

実はコロナ禍でパスタにハマったときに

この方の動画を毎日のように見ていました。

実に見事な手さばきでパスタづくりの参考にしていました。

そういう意味で「ファン」であったのでしょう。

 

「いつかこんなシェフのいる店にいってみたい」

 

まだ一度もお店には行ってはなかったですが

本当にそう思っていました・・・。

 

これも一つの販売手法なのでしょう・・。

かつてファンであったものとしては

大変残念なことになってしまいましたが・・・。




その4 動画広告の未来予想図


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マーケティング手法が変わってきている・・・。

 

ここをこの本で良く学んでください。

動画による広告についてですが、

この本には書いていないのですが、

サイバーエージェントのサイトから見つけました。

 

昨年の2022年度では

5601億円

なのですが、4年後の2026年には

1兆2451億円!!

倍以上ですね。

 

あと小さく出ていますが

「コネクテッドテレビ」は

540億円の市場が2457億円に!

4.5倍になると見込まれているのですね。

一方でPCの市場規模はそれほど増えません。

 

動画をPCで見ないで、圧倒的にスマホや

コネクテッドテレビで見る時代になると

いうことなのですね。

 

「最近テレビ見ません。

すきなYouTubeを見るくらいで・・・。」

 

そういう人増えましたね。

でもこのグラフ見て「顔面蒼白」になっている

方々も多いのでしょう。

 

今までテレビで番組作りやCMを手掛けてきた

人たちですね・・・。

 

まあ業界関係者でないなら、やはりこの本熟読して

動画のエクスパートになるべきなのかもしれないですね。

 

 

その動画制作も本格的な機材を取り揃うのではなく、

スマホでいいのです。

「iPhoneだけで十分」

なようですから。

 

 

さてその動画制作の詳細に入りたいと思います。

でもこの本はあまりにも詳しすぎるのです。

 

もちろん全部は説明しません。

 

例えばサムネイルの箇所。

 

申し訳ないですが、この本読んで

「サムネイルってそういうことか・・・」

 

本当に理解しました。

サムネイルを勉強するだけで

いかに広告が進んできているか分かりますから・・・。

 




その5 サムネイルを理解するだけでも・・


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(苦労して作った私の初のサムネイル)

 

この本の中でまず役に立ったのが

「サムネイル入門講座」

 

ところで「サムネイルって何?」

と思う人も多いでしょう。

私のようなYouTubeの初心者には多いはずですね。

 

「動画をヒットさせるには最も重要なもの」

なんだそうです。

 

それでもまったく分からないYouTube初心者は

Google検索してしまいました。

 

「サムネイルとは英語で親指の爪」

なんだそうです。

余計に「・・・??」ですね。

それではまったく分かりませんね。

分かりやすく言うと

 

「画像や印刷物ページを表示する際に、

視認性を高めるために縮小させた

見本となる画像のこと」

 

これでどうでしょうか。

PCのYouTube画面を見ていると、右側に

関連動画がずらっと出てきますね。

もしくは自分でスマホのYouTubeを

見ていると自動的に表示される画面なのですね。

あれで何となくクリックして見てしまうのですね。

 

もうここだけで

「YouTube広告とはそういうことか!」

理解できるのですね。

もう他にはないメディアなのです。

 

「文字がなくても『何これ?』と感じるような

画像だけでインパクトがあるもの」

 

なのですね。

この本ではもっと科学的に分析していました。

これはうなりました・・・。

 

「タイトルは左脳でみるが、サムネイルは右脳でみる」

 

どういうことでしょうか?

20230627-091418

左脳でタイトルの良し悪しを判断する。

同時に

右脳で、直感的にサムネイル画像の良し悪しを

判断しているというのです。

 

たった一枚の画像で、その動画が見てくれるかどうかが

判断されるのです。ですから、動画制作者は

「企画以上にサムネイルに力を入れる」

「我々でもひとつの動画のサムネイルに1時間くらいかけて

1動画につき3枚ほどのサムネイルを作る」

 

驚きますね。

では

「サムネイルのセンスを磨く方法とは?」

 

これは大事なのでしょう。

 

「再生率を調べてメガヒット動画のサムネイルを

チェックするだけで十分」

 

この意味分かりますか?

こういうビジネスは他にはないです。

作成した自分の初のサムネイル見て、

最初は満足していたのですが、

これではダメだと気づかされました・・・。

なかなかYouTubeは奥が深いです・・・。




その6 サムネイルがうまくなるには


20230629-102738

 

どうでしょうか?

「サムネイルを学ぶだけで」

現代の広告ということがよく分かると思いませんか?

 

 

「インターネットでGoogleやYahooで検索する」

というのはもう大昔のお話なのですね。

そのためのSEO対策なんて結構真面目に考えた時代も

ありましたが、今やまったく違うのですね。

YouTubeやFacrbook、Instagramから「自動的に」

AIで判断され「自分の好きそうなカテゴリー」が

アップされてしまうのです。

それをいかにクリックされるようにするかで

皆決まってしまうのです。

その判断する時間は1秒もないまさに一瞬。

 

昔のように能動的に検索して自分の情報を手に入れる時代では

なくなっているのですね。

 

著者のYouTube講座で必ず聞かれる質問。

 

「サムネイルの上達方法を教えてください」

 

これに対して、

 

「100回作らないと上達しません。

この100回をすべて命懸けで

作ってください」

 

実にキビシイですね。

著者いわく、

「タイトルとサムネイルがYouTubeにおける『命』です」

 

この言葉の意味はこの本を何度も読み返すと分かりますね。

 

「サムネイルって何ですか?」

 

何て言っているようではYouTubeを語る資格もないようです。

 

でもサムネイルってデザインそのものですよね。

だから

「デザインを学ばなければなりません。

デザインセンスは猿真似では身につきません」

 

あとなかなかの名言が書かれていました。

 

「サムネイルが上達する人に共通する特徴は

ヒットする理由を明確に説明できる人」

なんだそうです。

 

これ分かりますか?

 

「サムネイルの分析ができるということです」

 

具体的に言うと

 

「ここのフォントはなぜゴシックなのか?」

 

「この人の顔が真ん中にあるのはどうして?」

 

どうでしょうか?

このあたり非常に難しいところです。

実はサムネイルについて書かれている本は

他にもたくさんあるのです。

何冊も読んでいろいろ悩んでいるところです・・・。

 

何度も書きます。

なかなかYouTubeは奥が深いです・・・。

 




その7 自分でできなければ外注


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この本読めば読むほど、

「YouTubeは大変だ・・・」

この業界で生きている方々の苦労が分かります・・・。

 

 

YouTuberになろうと思ってこの本買ったけど

あきらめる方もいるかもしれませんね。

でも途中でよい助け舟が出ていました。

 

「外注を積極的に活用しよう」

 

確かにそうかもしれないですね。

何度も書いたつもりですが、

「サムネイルは難しい」

のですね。

「サムネイルだけの」外注というのもあるのだそうです。

 

プロはサムネイル1枚作るのにさえ、たっぷり時間かけて

素晴らしいものを作るのですから、

デザインセンスのない方が、「無駄に」

時間かけるより、手っ取り早いかもしれませんね。

 

「30分の動画素材を10分程度の1本の動画に」

 

というのが頼めるそうです。

依頼する際のポイントは6つ。

  • 完成イメージ
  • 編集用の素材
  • 希望の動画時間
  • BGMやフォントの指定
  • 希望の納品日
  • 納品形式

具体的なサービスまで紹介されていました。

 

クラウドワークスなのですね。

興味本位で早速登録してみました。

動画制作だけでも結構たくさんの方が、登録していました。

時間単価1000円〜。

ちょっといくらかかるか分からないので

正直頼みずらいですね・・・。

 

「プロジェクト形式」と「コンペ形式」もあるそうです。

どうでしょうか?

私も、いつか有名なYoutuberでもなったら、

「コンペ」でもしてみたいものです・・・!?






その8 Youtuberで成功するポイント


20230630-111506

 

いいたいことはたくさんあるのですが、

月末ですしまとめましょう。

この本を読み返すたびにいろいろ思うのです。

それだけボリュームがあり、

いろいろと学べるところは多いです。

 

最後に一つだけ申し上げておきましょう。

YouTubeで成功するために5要素。

 

 

この5つがそろっていれば、大丈夫なようです。

最初は伸びなくてもいずれはヒットする

チャンネルになるそうです。

 

@ トーク力

「カメラに向かって話しかけられるか」

これがポイントですね。よく「顔出ししない」のを見ますが

あれではダメなのですね。

あとテンポ。

もっと大事なのは「2秒途切れることのない」

歯切れの良いトーク。

 

A コンセプトの唯一性

コンセプトメイキングが大事なんだそうです。

あえてここでは説明しませんが

「VidIQを使ってAvgYiewsが20万以上のニーズがある」       

 

B 企画力

よく「10秒で痩せるダイエット」のようなタイトル

でありがちですね。

トレンドやニーズがあるキーワードを使って

オリジナリティを加えた企画。

これは大事でしょう。

 

C 編集力

これ難しそうですね。

「2秒に1回面白いと思わせるための画面の切り替え」

編集はなかなかたいへん。

私も編集ソフトで悪戦苦闘・・・。

これも慣れでしょうか。

 

D ブランディング

これは一朝一夕ではできませんね。

たゆみない努力・・・。

 

いろいろ書いてみましたが

なかなか大変そうですね。

 

でもこの著者の言いたいことは

「まず30回やってみる」

 

これはそうでしょう。

なかなか30回もYouTubeの動画を作るのは

たいへんですから。

やってみたら気が付くことが多いのでしょう。

 

どうでしょうか。

新しい事業展開の一環として

YouTubeに真面目に取り組んでみたら

いかかでしょうか・・・。

 

 

(がんばれ!未来のYouTuberシリーズ おしまい)






 

 



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