その1 書店で売れ切れ続出!




金融庁




ものすごい本がでました!!
現在ランキングNO1!
売れすぎて書店に行っても、まず売っていません。
どこの本屋でも必ず売れ切れです。
Amazonに注文して1週間待ちでした。
週末ようやく手に入り、一晩で一回読み終わり、
その後2回目をじっくり読み返し、現在3度目。


これは中小企業経営者なら必読の本ですね。
何が書かれているかというと、副題の通り


「型破りのエース森金融庁長官が進める大改革は
何を目指すのか。」


まず売れ切れの理由は、金融機関の職員が
こぞって購入しているからですね。


金融機関のボスである金融庁長官が、いままでの金融行政を
「ガラガラ・ポン」したのですから、読まざるをえません。


それと、金融機関を目指すリクルート学生も
すべからく買っているようです。


しかし、「金融庁」は私の得意分野の物語ですからね。
まず、以前しつこく取り上げた、「半沢直樹」 こちら




Akuyaku

(半沢直樹を追い込む浅野支店長)


Akuyaku2

(半沢直樹に嫌がらせする小木曽次長)

 


あれに登場していた、「嫌らしい支店長」と「意地悪な上司」
なぜあのような人種が生息していたかというと、


「金融検査マニュアル」が諸悪の根源だというのです。


バブル崩壊の影響により、不良債権処理のために、政府は金融庁を
誕生させました。


「預金者保護」という金科玉条のもと、
金融庁が金融機関をすべてコントロールするために
この諸悪の根源である「金融検査マニュアル」が誕生したのでした。


その結果、金融機関は常に金融庁の顔色を伺いながら
仕事するようになったのです。

 

半沢直樹が意地悪な悪徳支店長らと戦いましたからね・・・。

なぜ半沢直樹が上司とやりあったかというと、

「検査マニュアルを重要視しすぎて、銀行が平気で
中小企業を見殺しにしたから・・・」


しかし今度の森長官はその「金融検査マニュアル」を廃止した
なんと張本人なのです・・・・。


(気合を込めて つづく・・・)






その2 なぜ金融検査マニュアルができたか




ではまずその「金融検査マニュアル」から詳しく解説してみましょう。
話しは1997年(平成9年)まで遡ります。
この年何があったかというと、あの山一證券の破たん。


Nozawa

 

 

「社員は悪くはありませんから・・・」
以前熱く語りましたね・・・詳しくは こちら


その翌年1998年(平成10年)日本長期信用銀行、
日本債券信用銀行の破たん。
慌てた政府は同年「金融監督庁」を作り、その翌年、つまり
1999年(平成11年)に「金融検査マニュアル」が誕生したのですね。


「金融機関でも破綻するのか・・・
私の預金は大丈夫だろうか・・・」


まさに金融パニック。
この時代背景から、
「金融機関は金融庁のいうことを聞いて破綻しないようにしなさい」
とマニュアルを作って、がんじがらめに縛ったのです。


ここからです。
「マニュアル行政が金融機関にマニュアル経営を求める」
ようになったのです。


しかもどこの地方銀行も、検査マニュアルに対応するために、
その1.5倍のボリュームの独自のマニュアルが常備されるように
なったのです。


半沢直樹に出てくる意地悪な支店長がなぜ誕生したかは
このマニュアル経営が理由です。


どういうことかは、平易な言葉でこう書かれていました。


「一度でも取引先の業況が悪くなれば二度と支援しない」


これは検査マニュアルで、


「一度でも取引先の業況が悪くなれば引当金を積みなさい」


と書いてあるからなのですね。


ということは「検査マニュアルの対応マニュアル」には


「一度でも取引先の業況が悪くなれば融資をしない」


と書いてあるのでしょうね。


これはどういうことを意味するのかというと、
銀行の実力の結晶そのものを、「検査マニュアルへ丸投げ」
してしまったのです。


もっとハッキリこう書いてありました。


「銀行の融資行動、判断基準をがんじがらめに縛り、顧客を向いた
本来の地域金融をだめにした・・・」


半沢直樹がなぜ支店長とケンカしたか、
これでお分かりになりましたか・・・。





その3 検査マニュアルが銀行をダメに!


1999年(平成11年)に導入された金融検査マニュアルが
銀行をダメにしたのですね。


銀行員はすべて金融庁を見て仕事するようになってしまったのです。
ハッキリ言えば顧客を見て仕事していない・・・。

 


Photo

 

 


半沢直樹がドラマで支店長や本店と戦いましたよね。
銀行そのものが、全店あげて金融庁のマニュアルに従うように、
銀行内のマニュアルをより強大に作り上げ、がんじがらめに
してしまったからです。
本店検査部の権力を強め、検査部の輪店で半沢直樹が戦っていたのは
まさにドラマのとおりなのです。


でもこの本にこうハッキリ書いてありました。
「検査マニュアルは抜本的な不良債権処理を断行するための
経済対策としてつくられた」のですね。
あれから15年以上たった「平時」には運用すべきものでは
なくなっていたのです。


それでもこの形骸化されたマニュアルがあるからこそ、
検査マニュアルを頑なに信じ、「リスクマネーを信じない銀行」
ばかりになってしまったのです・・・・。


でもこの本の主人公、森金融庁長官はその弊害をまず取っ払うことから
始めました。
ここが実にカッコいい!!


森長官は長官に就任する前は検査局長でした。
検査局長に就任して間もない2013年(平成25年)に
庁内で開かれた会議でいきなりこう切り出したそうです。


「金融検査マニュアルを廃止できないだろうか」


金融検査マニュアルを実行していくのが検査局ですよね。
そのトップ自らが、そのマニュアルを廃止しようとしたこと
に驚愕するのですね。


この時から金融庁のエースと呼ばれるようになったのでしょう。
そのエースが今や金融庁のトップなのですから・・・。







その4 信用保証制度の弊害

もう一つ銀行をダメにした制度が取り上げられていました。
これは本当に勉強になりました。
何だと思いますか?


中小企業経営者なら誰でも知っている「信用保証制度」です。



銀行からお金を借りるときに、保証協会から保証してもらう
仕組みですね。
現在では銀行で当たり前のように行われている制度なのですが
これがまた銀行員の「目利き」を放棄させて、
「ダメ銀行」にしてしまったというのです。


その信用保証制度がなぜ誕生したかというと、
また1998年(平成10年)まで遡ります。
ご説明したとおり、当時は長銀や日債銀が破たんし、金融パニックが
起きていました。
銀行の「貸し渋り」、「貸しはがし」が起きないように、
時の小渕恵三内閣が、「中小企業金融安定化特別保証制度」(特別保証)
を作ったのですね。


中小企業が倒産しても保証協会が100%保証し、返済を肩代わり
(代位弁済)してくれるというものです。


2回目は2008年(平成20年)のリーマンショックへの対応ということで、
麻生内閣が導入した「緊急保証制度」。
これも同様に100%代位弁済が確約されています。


この2回の100%保証が登場したことによって、
銀行の行動はどうなったかというと、
銀行自らがリスクを取る「プロパー融資」から
この「保証協会付融資」へ切り替えが進んでしまったというのです。


前に説明した「金融検査マニュアル」で不良債権を作らないように
厳しく言われているのですからね。


不良債権が絶対おきない「保証付」なら大丈夫。
何と言ってもノーリスクの融資ですから。


しかし、これこそ目利きの放棄。
ハッキリ言えば、企業の事業内容、資金繰りの悪化を
平気で見なくなっていってしまったのです・・・。






その5 高校生でも書ける融資稟議書



この本では実名を挙げて地銀を非難しています。
ズバリ「横浜銀行」です。


特別保証が始まってまもなく、
「当行としては本制度を最優先課題として徹底推進する」
との内部文書が出て、
いわゆるプロパー融資から保証付き融資への切り替えを
全行上げて取り組んだそうです。
これはかつて国会でも取り上げられた有名な事件です。


これでは、銀行であることをやめてしまったかのようですね。


私もかつてブログで取り上げた神奈川の居酒屋チェーンが
この横浜銀行から強烈にいじめられたお話がありました・・・こちら



地銀トップの横浜銀行がそうなら、推して知るべしですね。
営業ノルマに保証付き融資の契約件数を掲げた
地域金融機関も少なくないそうです。


しかし、ここ10年くらい、確かに銀行の勧める融資は、
ほとんど、この「保証付き」です。
まるで、銀行本来のプロパー融資を放棄したかのようですね。
「保証付き融資が営業の入り口になっている」
それこそ
「稟議書の作成がメンドウなプロパー融資を
敬遠しがちな若い職員も増えている」そうですね。


「今では大手銀行から地銀まで、営業担当者が融資案件を
起案する際、まず手にするのが保証付き融資。穴埋め記入式で
高校生でも書ける書類の手続き」
なんだそうです。


銀行の担当者が会社の内容も、それこそ決算期すらも
知らない理由がここです。



さらに銀行に対する強烈な批判。

顧客回りをしなくなった銀行は、企業が何をどう作り、
どのように売っているのかを把握することもできない。
商流もつかめず、期末になると


「借りてください。私のノルマが達成できません」

とお願い営業・・・。


森金融庁長官には、こういう銀行は本当に「捨ててほしい」ですね・・・。





その6 短コロとは



信用保証制度の批判はまだまだ続きます。


「もっとも重要なことだが、多くの事業者は、
貸し渋りの解消策として拡充された信用保証制度によって
借りやすくなったにもかかわらず、なんと資金繰りが
悪化してしまった・・・」


なかなか良いこと書いてありますね。
中小企業の顧問税理士として
これは現実問題として実感しています。
資金繰りが悪いからおカネを借りるのに、
おカネを借りても余計資金繰りが悪くなる・・・。
事業が黒字なのに、キャッシュフローが悪くなる・・・。
説明したように銀行員は会社の資金繰りなんか
気にもしていませんからね・・・。


数字で出ていました。
地方銀行64行の手形貸付残高は2003年で17兆円から
2015年には6.5兆円まで激減。
これに対して長期の融資などの証書貸付は93兆円から
153兆円に急増しています。
金融検査マニュアルや信用保証制度の悪影響からか
銀行融資自体が短期から長期へ大幅にシフトしまったのですね。


これは経営者として勉強していただきたい点です。
図で表すとこうです。

Annkoro

 

 

長期の「約定弁済の」ローンは元本返済がキツイですね。
短期なら元本を返済しないで済み、金利だけ。
どっちが資金繰りが良くなるか、これは一目瞭然です。


短期で借りて金利だけ払っていくのが、これこそ「短期継続融資」。
短期で融資を転がすから「短コロ」と呼ばれます。
「疑似資本」に近い効果を持ちます。


2015年1月金融検査マニュアルの改訂により
短コロは公認されたのです。
ですから、最近入社した若い銀行員は「短コロ」なんて
言葉すら知りません。


若い銀行員に


「短コロでお願いしますよ。最近金融庁が認めたんでしょ。」


とぜひ教えてあげてください・・・。






その7 顧客回りをしなくなった銀行



森金融庁長官は、


「この短コロを長期約定返済に切り替えたため、
元本返済を顧客に強いた結果、資金繰りを悪化させた」


と本気で考えているのですね。


これは驚きですね。
こんなことを、どこの銀行の支店長に言っても
「ビックリポン!」なのでしょうね。


さらにこう考えています。


「銀行は長らく顧客企業の担保・保証などの財務内容しか
見なくなり、事業内容の徹底的な分析に労力を割いたり、
経営課題を聞き出してまわる営業をコストと
考えてしまった・・・」


これは中小企業の現場を見ている税理士として
切にそう思います。
銀行はここ10年で様変わりしました。


確かに顧客回りをしなくなったのですね。
昔は税理士にも


「どこか有望な先はないですか?」


など毎日のように来ていました。


今やまったく来ません。たまに保証協会付の融資の紹介案件があると、
担当者は来ないで、


「専門の担当者がいますので、そちらに郵送してください。」


これもよくありますね。


信用金庫の担当者が、毎月定期積み金を集金に回ることなど
あったようです。
今だと

「自動振替でお願いします。」


銀行員は企業の業務内容など興味がないようにすら思います。


しかし、森長官は

「そうした銀行の行動を変えるために何が必要か?」

そこまで考えています。
問題の本質は何だと思いますか?
これはよく考えてみてください。


ただ私はこれにはすぐ気が付きました。
私がかつて「ノルマ證券」と呼ばれたところに
いたからなのですね・・・。





その8 ノルマが銀行をダメに



銀行をダメにした最大の理由は何か?
森長官が考えていることはすごいですね。


「ノルマが銀行をダメにした」


これは衝撃でした。30年も前のお話で恐縮ですが、
かつて「ノルマ證券」と呼ばれるところに私は在籍していました・・。
毎月投資信託のノルマが5000万円、月間コミッションが1000万円。
これは営業マンとしての毎月最低のノルマでした。(内緒です)
「ノルマ達成のためには何でもアリ」のような社内の雰囲気。
過度の回転売買や投資信託の無理な乗り換えなど今思えば、
顧客の利益を無視した営業・・・。


でもその後証券不祥事でたたかれ、「ノルマが過度な営業を助長する」とされ
ノルマ撤廃となった訳です・・・
「カタギになったもので」その後は知りませんが。


でも銀行にはノルマという言葉はないにしろ、やはり営業目標はあります。
中小企業向け貸出額、信用保証付き貸出額、新規貸出件数、カード貸出先数などなど・・。


やはりこの「ノルマ」が銀行経営そのものをおかしくしているのですね。


「借りてください。私の目標が達成出来ないのです・・・」


これは中小企業に取って何のプラスにもならないのですね。
銀行借り入れしたものの、その分を預金にさせられたり、
定期積み金を付きあわせられたりする・・・。
社債を発行したものの、投資信託をつき合わされる・・・。


これは「優先的地位の乱用」と呼ばれるものなのですね。
もちろん、法的には問題あるのですが、
それが問題があることすら中小企業は知りません。


なぜなら、銀行という権力に対して、弱い立場の中小企業は
絶対に逆らえないからなのです・・・。


これに対して森長官は強烈な問題意識を持っているのです・・・。



その9 銀行は何のためにあるのか


ノルマに追われて銀行の支店では、顧客の課題を聞いたり、
解決している暇はない・・・・。


この森長官の問題意識はすごいですね。


「銀行は何のためにあるのか・・・」


まさに哲学的な問題なのですね。



「ノルマという数字の奴隷になりさがる・・・」


こんな厳しい問題意識も金融庁幹部はもっているそうです。


銀行の都合を押し付けるのが「できる営業マン」として出世する・・・。
やはり半沢直樹ではないですが、これはやはりおかしいのでしょう。
銀行というところは、単なる営業会社ではないのですね。
地域経済に対していかに貢献できるかという、
公的な役割もあるからこそなのですね。


そのためには銀行員の評価体系を変えることまで考えているそうです。


巻末に様変わりした地域金融機関の具体例として
4つの地方金融機関がでていました。


これを読むと、まさに「ビックリ・ポン!」
こういう銀行がすでに現れてきているのです。


金沢にある北國銀行では、営業ノルマを撤廃したそうです。

15年も前から頭取が問題意識を持っていて、
「このままでは生き残れない」という危機感から
生まれ変わるために若手中心に勉強会を何度も開いてきたそうです。

その結果、


「目先の数字を負うものに碌な人間はいない。」


「ディズニーランドでは何人の入園客を連れてこい」とか
「スターバックスでは珈琲を何杯売れ」など営業ノルマは与えていない。


それより


「働くスタッフが充実していきいき働いているか」

「顧客にも価値観を共有しているか」


などのブランド価値を向上するために行動基準を重視している・・・。


北國銀行はそれに気が付いたのですね。
その結果、本部に顧客が抱える経営課題を解決するチームを作ったそうです。
事業再生、IT支援、事業承継支援など・・・。


こんな銀行とお付き合いしたいですね・・・・。






その10 顧客に向き合うこと




山形県鶴岡市に本拠を置く「きらやか銀行」


粟野頭取の掲げる目標は「本業支援」


「我々のやるべきことはやはりこれだ!
まず我々が変わらなければならない。」


本業支援とは、売り上げ増、経費削減だけにとどまらず、
原材料調達、事業承継、M&Aなど、顧客のあらゆる経営課題の
解決に向けて全行で行動する取り組みをしています。


これはすごいですね。
こんな銀行があるのです。


きらやか銀行は、地元の地銀が合併して2007年にできたばかりの
銀行です。
翌年頭取になった粟野氏は


「カネを貸す前に知恵を貸せ。預金・貸出金だけが銀行の仕事ではない。
お客様の相談に乗ることが自分たちの仕事だ。」


と顧客の話を聞くことから始めました。


業績悪化や不祥事などで合併してできた銀行だったのでしょう。
どん底からこの銀行を復活させます。
失うものは何もないのですから。


とにかくお客さんと会話することから始めました。


「飲み屋なら飲みに行け。子猫が生まれたら貰い手をさがせ。」

徹底してお客さんの声を聞きだそうと足しげく通います・・・。


一方で粟野氏は組織改革から始めます。
本部に顧客の情報を管理する「トレーダー」まで設置します。
すごいですね。全店でお客さんの悩みを解決していくのです。


また頭取以下幹部で保養所に泊まって

「私たち何のために仕事をしているか」

を議論していきます・・・。



「あれっ!」

ここまでで気が付きました。前回紹介したキリンビール「高知支店の奇跡」
とまったく同じです。


「顧客に向き合う」

「何のために働くかを徹底的に議論する」

これは驚きました!





その11 メインバンクを変える時代に



熱く語ってきたこのシリーズですが、まだまだ言いたいことはたくさんあります。
しかし本当に「暑く」なってきたのでそろそろまとめましょう。


では一番おもしろかった箇所。


ある地銀と医療法人のお話


ある医療法人が地元地銀の2行に利益改善計画を求めた。
するとA行は改善提案してきたが、B行は実はメインバンクでありながら
何もしなかった。
すると医療法人はB行に対して、メインバンクを変更する旨の
通知をした。しかも多額の借入残をすべてA行に移すという。
慌てたB行は担当役員が飛んでいき謝罪したという。
それでも医療法人は首を縦に振らなかった。
ついにB行は頭取自ら訪問した。


「どうか考え直してください。そうでないと私は支店長を
更迭しなければならなくなります。」


すると医療法人の理事長はため息をついてこう言った。


「あなた方はいつもそうだ。何も分かっていない。
顧客の方を見ていない。私は利益改善計画をお願いしたのに、
提案はせずに、いまだに部下を更迭せざるを得なくなるとか、
困るとか自分の話ばかりされる。
私たち客には何ら関係のない話だ・・・」


どうでしょうか。
半沢直樹の続編ができたら出てきそうな場面ですね。


森金融庁長官は、「国益のために」銀行を変えようとしているのです。
顧客を見ないような頭取を更迭しようとしているのです。
こういうところこそ「捨てられる銀行」なのです。


すばらしい方ですね。
こういう方に東京都都知事になってほしいですね!?


メインバンクを変える時代がついに到来したのです。
中小企業の経営者なら、穴の開くほど、ぜひこの本をお読みください。



(ガンバレ 金融庁のエース シリーズ おしまい)

 

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